バイクソロキャンプデビュー・荒船山へのデスハイウェイで地獄を見た④
俺は今まで「キャンプ」と言う儀式を一度もしたことがない。
キャンプ場にたどり着いたら、
「荒船パノラマキャンプフィールド」
ゴールデンウイーク中なのでファミリー層が多い中、
よくユーチューブで素人が使っていそうなアウトドア用のイス、
ウマい
昼酒はなぜこんなにウマいのだろうか
早い時間に出てきたのでまだ14時前。
そして俺は不慣れな所作で炭に着火し、思う存分ブツを焼いてゆく
エビ、イカ、ニク、箸休めのヤサイ
酒と肴で一段落し周りを見廻すとバイクで来ている輩も結構いる
やはりでかいバイクが多い
俺は今のところ大型には全く興味がない
バイクに関しては大型になるほど実用性が損なわれると思っている
俺は普段使いがメインなのでそんなにデカいバイクは必要ないのだ
もっとも、
とにかく、
続く(たぶん次で終わり)
バイクソロキャンプデビュー・荒船山へのデスハイウェイで地獄を見た③
小学生の頃、
中学生の頃には頭の足りないバカヤンキーどもに集団で囲まれ滅多
割と最近でも、
他にもここにかけないような事もけっこうある
どれも命からがら乗り切ったが、今回は本当に死ぬかと覚悟した。
ゴールデンウイーク中の関越道とは言えずっと渋滞している筈もな
そこから国道沿いに荒船山キャンプサイトを目指す
群馬をバイクで走るのは初めてだったが奥多摩や相模原と異なり、
山間に漂う空気が違う。
こんな感じを味わうのは何十年ぶりかも知れない
山道で標高が上がるにつれ気圧が変わったのがはっきりわかる
谷に架かる橋を渡るときには高所恐怖症でもないのに縮み上がる思
やはり「秘境・グンマー帝国」と揶揄されるだけあり、
そして、
どこかで見たことがあるような気がしていたが、後で思い出した
クレヨンしんちゃんの作者、
そんな荒船山が眼前に広がる「荒船パノラマキャンプフィールド」
俺は生きて再び大地に立てたことを神に感謝した
続く
バイクソロキャンプデビュー・荒船山へのデスハイウェイで地獄を見た②
あまり緊張しないタチだが、 流石に初めての高速道路なので少しビビる。
60リットルのバカデカい防水バッグにキャンプ道具一式を収め、
鼓動が次第に高まる中、川越街道の交差点を曲がり、大泉ジャンクションから関越道に入るとすでにスピードの次元が全く違
これまで経験したことのない汗が額につたわるのがはっきりと感じられた
まだ料金所にたどり着いてもいないのに早くも後悔し始める
俺はバイクにETCを付けていないので、
止まってグローブを外し、通行券を受け取り、
その間にも後続の車両から猛烈なプレッシャーを浴び続けるのだ
「ナメるんじゃねぇよ…」
煽られてもいないのになぜか敵意をむき出しにしつつ、最初の難関・料金所をクリアし、いよいよ高速道路に合流するのである。
俺は非力なバイクのスロットルを全開し必死でハンドルにしがみ
たった16馬力しかない愛車CB223Sは、敵艦に特攻するゼロ戦の如く凄まじい唸り声をあげる
俺の脳裏に『死』という文字が浮かぶ
「関越道、バイクの転倒により運転手が死亡、
つい自分が事故死して夕方のニュースになる事を妄想する
しかし、俺も何の算段もなくこのバイクで高速に乗ったワケではない
今はゴールデンウイーク中であり、当然高速は渋滞する筈。
目論み通りに所沢ICを過ぎた辺りから渋滞になり 、カードライバーどもが舌打ちする中、
↓↓俺が必死で高速に乗る模様↓↓
続く
バイクソロキャンプデビュー・荒船山へのデスハイウェイで地獄を見た①
突発的にバイクソロキャンプを実行しようと思いつく
少し前の話だが、
俺は暇になるとやらんでもいい余計なことをやり始める変な癖が
今回は前々から興味があったバイクソロキャンプをやると決めた
暇で時間だけはあるので行動は早く、
テント、寝袋、マット、イス、机、ランタン、
これらがあればとりあえず何とかなる
さらに、
俺は肉でも魚でも炭火焼きが好きで、
これだけ揃えても3万あればお釣りが来る。
そして夜、飲みながら肝心のキャンプ場を探す
俺の住む国立市からは奥多摩や神奈川県方面が近いくていいが、
少し遠くても快適そうなところを探すと「
マップで経路を調べると高速を使えば2時間半くらいだが、俺はバイクで高速を走ったことがない
さらに、俺の愛車は単気筒223cc、かなり非力なのだ
下道の街乗りは快適なのだが、高速となるとかなり心もとない
下手すると走行中にエンジンが火を吹きバイクもろともバラバラに
だが、大型トラックなどは「高速は80キロで走行します。
後にこの甘い判断が、
続く